高校で出前授業
- 2018年2月15日愛知県司法書士会
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今日は愛知県司法書士会の事業の一環として、「市民法律教室」
という名の高校生向けの出前授業でした。
毎年恒例になってきましたが、かれこれ7年ほどやっているでしょうか。内容は、これから大学へいき、成人となる3年生向けに悪質商法に気を付けましょうというもの
―架空不当請求、キャッチセールス、アポイントメントセールス、マルチ商法等々・・みんな寝ずにちゃんと聴いているのが感心!
自分が高校3年生だったら・・・どうだったでしょう・・・
お邪魔する昭和高校は、私の母校ということもあり先生方の顔ぶれの変遷を伺うのも楽しいですし、
何より帰ってきたなぁという感慨深いものがあります。た・だ・し、
当初1年目は3年生全員の前(360名)の前で話すこと自体が慣れず、
緊張した記憶しか残っていません。しかも体育館の舞台の上の教壇の中に隠れてお話しした記憶が微かにあり。
聴いている生徒たちは、天井から神の声でも聞いているかのよう・・・。
「あちゃー」という感じでした。
以下自分の中の変遷です。
2年目は、教壇の前に出たもののカンペを凝視して話す始末。逆質問でビビる。
3年目は、舞台から降り生徒と同じ目線で話す。ただ、カンペは手放さない。
4年目は、カンペは下に置き、忘れたら見る程度。
5年目は、カンペなし。生徒に協力してもらう、かつ質問を投げかける。
少しずつですが、慣れると気がラクになってきた模様です。
校訓は「愛・敬・信」
後輩のために、母校のために何か貢献していきたいという思いは強くあります。
そして、最後にいつも伝えることは一つ。
この高校生活で築いた友人はずっと大切にしていってねということ。
何かあったときに相談できる仲間がいることがまず大切です。
卒業した生徒にたまたま会うことがありました。
そしてこんな質問をば。
『卒業間近に体育館で僕が話したことは記憶に残っている?』「え!?来てました?」
そんなものですねー、苦笑
来年は、もっと生徒に質問を投げかけていこうと思います。
安井章人